アプリ模写100本ノック #2

こんにちは。現在、学びなおしでデザインを学んでいます。
アプリ模写100本ノックを筋トレと同じく習慣化していこう

と、いうことで100本のうち2本目です。

アプリ模写100本ノックとは?

アプリ模写100本ノックとは、
「骨格を即興で模写する」

観察力・瞬発力を鍛えるための、
1回30分のトレーニング

詳しくは以下の記事に詳しくまとまっています。

手順は簡単

  1. 模写したいアプリを1つ選ぶ
  2. アプリを触りながら、気になったことをメモする(10分)
  3. ふせんを縦にして、選択した3画面の手書きで模写する(10分)
  4. 用紙にふせんを並べて貼り、気づきを書き足す(10分)
  5. (できたら)気づいたことについて、数人で話し合ってみる

本日のメニュー:「Netflix」(Androidアプリ)

Netflixオリジナル作品のクオリティが高くて
毎度時間が出来たら契約再開しているこのアプリ。

スマートフォンやタブレットの最新版Netflixアプリでは、最適な環境で最近のヒット作や不朽の名作をお楽しみいただけます。

Netflix – Google Play

アニメや映画、韓国ドラマ、洋画
お笑いや恋愛リアリティ、料理番組にノンフィクション

様々なジャンルの作品が視聴できることに加えて、
豊富な言語字幕と音声がつけられたり、
再生速度の調整や10秒巻き戻し・早送り再生できたり

便利機能が備わっています。以下の3つの画面を模写してみました。

模写してみた

※字が汚いのはご了承ください

  • ホーム画面
  • 作品再生画面
  • 新着&ホット画面

アプリを触ってみて気になったこと

起動&アカウント選択

  • 起動時のロゴアニメーションが印象的
  • アカウントは4つまで登録可能
  • パスワードもつけられるので、家族利用やカップル利用などしやすい。キッズ設定もできる

ホーム画面

  • TOP10のいずれかの作品が大きくサムネイル画像に表示されていた
  • レコメンド作品、視聴中の作品、ジャンルに沿ったおすすめ作品、最近視聴した作品などスクロールして表示されていた。どのような意図で表示順が決められているか?
  • 背景は黒。字やアイコン、選択時は白。サムネイルのほうに集中させたいためと思う
  • サムネイルは縦長。1画面に作品は、縦3つ・横3つに収まるようになっていた
  • TOP10のほかに最近見た作品も大きめのサムネイルが使われていた。なるべく離脱を防ぐためか
  • 作品をオフラインでも視聴できるよう、ダウンロードボタンがある
  • 作品やジャンルで検索できるよう、検索ボタンがある
  • TV番組・ドラマ、映画、カテゴリで作品のフィルターができる

作品再生画面

  • TOP10のいずれかの作品が大きくサムネイル画像に表示されていた再生ボタンと左右に10秒巻き戻し・早送りボタンがあった
  • 再生画面下側には、再生速度、ロック、エピソード、音声・字幕、次のエピソードが設定としてメニューにある

新着&ホット画面

  • 配信予定の作品に対して「配信日に通知」する設定ができる。気になる作品をピックアップする楽しみがある
  • サムネの大きさは、ホーム画面のTOP10と新着&ホットが一番大きく上に表示されている。最近見た作品も次に大きい

アプリに関しての気づき

ホーム画面

  • そういえば…模写を書いた時にメニューを書くのを忘れていました。画面下部には、ホーム、ゲーム、新着&ホット、マイNetflixのメニューがあります
  • 後から気づきましたが、必ずしもホーム画面にTOP10が表示されるわけでもなさそうでした。Nシリーズが表示されているな~と思い、この理由を調べてみました。調べたところ、2025年5月7日のNetflixの発表にデザインの改良がされた旨の記載がありました

Netflixメンバーが体験できる新機能は、以下のとおりです。

  • 次に観る作品を、より簡単に見つけやすく:作品を選ぶために必要な情報を、画面中央に分かりやすく表示。「エミー賞受賞作品」や「TV番組1位」などの注目ポイントを強調することで、各作品の魅力がよりわかりやすく、自分に関連のある情報として伝わります。
  • より目立つショートカット:これまで画面左側に配置されていた「検索」や「マイNetflix」へのショートカットが、ページ上部に移動。視認性と操作性が向上し、より簡単にアクセスできるようになりました。
  • リアルタイムで最適化されるレコメンド機能:ホーム画面に表示されるおすすめ作品が、ユーザーのそのときの気分や関心に応じて変化するよう改善されました。
  • 洗練されたデザイン:新しいホーム画面は、よりモダンで洗練されたデザインに一新。Netflixに期待される上質な体験を、デザイン面でもしっかりと表現しています。

モバイル上での視聴体験にも新機能が追加されます。

  • 新しい検索方法:現在、iOS向けに小規模なオプトイン制ベータ版として、生成AIを活用した検索機能を試験的に導入しています。この機能では、「気分が明るくなるような笑える作品が観たい」といった、自然な会話を通して番組や映画を検索できるようになります。
Netflix公式サイトより

おそらく、全体のランキング作品や受賞作品以外には個人で視聴した作品が表示されてきます。なぜなら、『MY MERODY&KUROMI』が気になって少し再生したら、その後、ホーム画面に作品が一番上にでてきました。レコメンド力が強い…!

  • 多くのアプリはサムネイルが縦長で見出しとサムネイルで3行・3列で納まるように設計されるのかなと感じました。1つの最適解のような感じで。(#1でのLINEマンガも大体そのような構成でした)
  • いいなと感じた点なのですが、基本的にサムネイルが作品ごとにトンマナがばらばらなので、アプリのほうは「黒」「白」を基調にし、作品をメインに持ってきているのがシンプルで良いと感じました。
  • アクセントカラーにはロゴと同じ「赤」が使用されていました。これはNetflixのブランドカラーで公式WEBサイトではボタンの色などで使用されていました

作品再生画面

  • 作品再生中については、作品に集中できるようになっていました。タップすると、再生ボタンや下のメニューが出てきていますが、数秒たつと表示が消えて動画のみになります
  • 音声吹き替え、字幕の適用もすぐにできるようになっていました。英語の作品をポルトガル語にして、日本語字幕の組み合わせも可能でした。語学学習によさそうです
  • 音声吹き替えについてはちゃんと元の言語は「オリジナル」とわかるように表記されていたため、戻しやすさがありました
  • 触っている時には細かいところまで目がいかず気づいていなかったのですが、10秒早送りすると「+10」、10秒戻ると「ー10」とアニメーションで横に表示される動きでした。押して時間を移動した感がありました
  • OPは飛ばす派でしょうか?OPに入ると「イントロをスキップ」ボタンが画面右上に表示されます。これは時短勢には必須ですね。ちなみに、私は好きなOPは毎回見ます
  • EDは「クレジットをみる」か「次のエピソードへ行く」のボタンが出るようになっていました。最新話で次に行けない場合だと、オススメ作品が表示されます。早く次のエピソードを見たい、他の作品もみてみたいと興味を惹かせる仕組みがありました

新着&ホット画面

  • 配信日が近い作品が上に表示されていました
  • あまり自身が使用しない機能ではありますが、「配信日に通知」をすることですぐに見たい作品に辿り着ける&ワクワクした気持ちになるように作られていると感じました
  • Netflixを利用する理由の中には、最新の話題ある作品を見て、皆の会話についていこう&話のネタをつくろうとする人が一定数いると想像しています。なので、新着&ホット画面は話題の作品をキャッチアップするにはよい機能なのかもしれません

アプリの感想

Netflix公式サイトの記事にもあったとおり、全体的にUIはシンプルでサムネイルが目立つような構成になっていました。

コンテンツを純粋に楽しんでもらうための工夫が所々にあり、特にいいなと思ったのは、
レコメンドで「週末にイッキ見したいアニメ」「前向きな気持ちになるTV番組・ドラマ」など生活に寄り添った見出し文となっていたことです。

アプリでも”人間味”を感じられることは大事。

また、アプリを使い続けてもらうために、
直観的に操作できて、いかに魅力ある作品を見つけ、見たいと思ってもらうか

各画面での気づきで記載したように様々な工夫がありました。

普段は、自然と触っているからか細かなところはじっくり見ないと気づかないんだと、改めてトレーニングの大事さを実感しました。

以上です。